今シーズンを最後にSPACE IBIZAを去るCarl Cox が語る

既に知られている通り、Carl CoxのSPACE IBIZAレジデンシー15年の歴史は、今年を最後に幕を降ろす。

先日Coxは、The Guardianのインタビューにて、過去のSPACE IBIZAは「まるで現在のベルリンに位置するBERGHAINの様だった」と、以下のように語った。

Carl Cox:
「1990年代のSPACE IBIZAでは、カメラを持ち込むことは出来ず、クロークに預ける必要があったんだ。
だから、クラブのど真ん中でセックスしようと思ったら、全く問題もなかった。

あの時のSPACEは、他のクラブと比べても異彩を放っていて、皆、自分自身を完全に解放する事ができたんだよ。
90年代のThe Manumission nightでは、ステージでライブセックスショーがあって、毎週1万人くらいの人々がクラブに入っていた。」

 

SPACE IBIZA – 1995

 

そして、現在のイビサ島についても語る。

Carl Cox:
「今のイビサ島は昔と比べると、とても保守的になった。
DC−10では、キャットウーマンのような格好をしたり、何の目的や理由もないのに変わったドレスアップをしている。そして、Richie Hawtinが主催するパーティーでは、みんな真っ黒な服を着ている。
まるで、誰か死んだのかい?って感じだよね。」

「僕たちは、90年代のイビサと共に育ってきた。
それは、人々の温かい愛情に満ちた特別な夏、特異性を尊重し合い、皆の顔に笑顔があふれていた。
僕は、あのクラブで、いくつもの人生最高の夜を過ごしてきた事を決して忘れずに去りたいと思う。」

キングCarl Coxが、変わり行くイビサ島について語ったのは、今回が初めてではない。
何百というパーティーでプレイをし、10年以上もイビサ島のシーンを直に見続けてきた彼だからこそ、深く思うところもあるはずだ。

現代のダンスミュージック界における伝説のDJの一人、Carl […]

By | 2016-07-06T07:19:31+00:00 7月 6th, 2016|MUSIC, VIDEO, Blog|今シーズンを最後にSPACE IBIZAを去るCarl Cox が語る はコメントを受け付けていません。

イビサ島 今夏より”ECO税”制度が新たに設けられる

今年7月1日から、島の資源を守ることを理由に、イビサ島を訪れる旅行者は新たな税金を支払う事が命じられる事となった。
世界遺産にも登録されるイビサ島の資源を守る目的とされているので、これはいわゆる「ECO税」と言ったものだろうか。

この税金は、イビサ島をはじめ、周辺のバレアリック諸島、マヨルカ島やメノルカ島への旅行者にも支払いが命じられるとの事。

金額は1週間の滞在あたり約1,700円、16歳以上の旅行者が対象となり、到着日より滞在先での支払いが噂されている。

また、このECO税は予約した滞在先により金額が多少異なる様で、ハイクラスのホテルでは一泊あたり2ユーロ(約250円)、ホステルやキャンプサイトなどの格安な滞在先では、0.50ユーロ(約60円)まで金額が下がるとの事。

同じ地中海に浮かぶマルタ島も同様、18歳以上の旅行者には一泊あたり0.50ユーロ(約60円)の税が今年の6月から課される。

なお、スペイン本国の大陸を旅行する場合は、この税金の対象にはならないとの事なのでご安心を。

By | 2016-05-13T02:16:20+00:00 5月 13th, 2016|News, Blog|イビサ島 今夏より”ECO税”制度が新たに設けられる はコメントを受け付けていません。

Ibiza のダンサー達

Ibizaは、DJ、音楽、熱気溢れるヴァイヴばかりじゃない。
そう、Ibizaには、SHIT HOT なダンサー達がいる。

セクシーで派手な衣装を身にまとい、キレのあるダンスでフロアをリードして行く彼女達は、パーティーの象徴でもあり、Ibizaには不可欠な存在。

体のバランスを崩す事なく、数時間も激しく踊り続ける彼女達は、当然素人ではなく、踊る事に人生を捧げてきたプロフェッショナルのダンサー達だ。

今回は、Ibizaで開催されている様々なパーティーで踊るダンサー達の写真をピックアップ。

Ibiza Dancers 26

Ibiza Dancers 31

By | 2015-11-02T02:34:29+00:00 11月 2nd, 2015|MUSIC, Photo Archive, Blog, hot|Ibiza のダンサー達 はコメントを受け付けていません。

20年以上もイビサ島でプレイを続ける伝説のDJ Carl Coxが、今のイビサ島を語る。

ハードコアな1990年代前半から、20年以上もイビサ島でプレイをし続けているCarl Cox。

現在53歳にして現役のDJ。
彼は、ダンスミュージックの聖地を代表するDJの一人、イビサの顔と言っても否定する人はいないだろう。

イビサのダンスミュージックカルチャーを知り尽くすCarl Cox が、ここ最近、The Daily Recordの取材に対して「今のイビサは、エンターテイメントに基づいた商品」とコメントし、大きな話題を呼んでいる。

確かに、ここ数年、イビサでは特に目立つVIPカルチャー、そして、そこに流れ込む巨額な資金はイビサを完全に商業的な島へと導いている傾向がある。

数十年前のイビサを知るCarl Coxが語る今のイビサとは…

 

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Carl Cox:

ずっとずっと昔、イビサ島は、あまり多くの人々に知られていない、スペインの小さな島だった。
車で島を周れば、全くひと気のない場所で、海に沈んでいく夕日の景色を、一人きりでゆっくり見る事が出来たよ。

僕が年を取ったからこんな見方をしている訳じゃないけど、あの頃に比べると、今のイビサは確実に腐敗している様に思う。

Hard Rock ホテルやUshuaiaへ行けば、ギャラの高いハイエンドDJがプレイをし、二重構造にもなるVIPエリアで、高級なボトルサービースが提供されている。

でも、昔のイビサは違った。
皆同じダンスフロアで、皆が一緒に踊っていた。

David […]

By | 2015-09-02T07:36:46+00:00 8月 28th, 2015|MUSIC, News, Blog|20年以上もイビサ島でプレイを続ける伝説のDJ Carl Coxが、今のイビサ島を語る。 はコメントを受け付けていません。

イビサのクラブでは、水が一本1400円!???

さて、イビサへ到着したら、まずはフライトの疲れを取り、美味しいスペイン料理を食べてエネルギー補給した後は、いよいよダンスミュージックの聖地のナイトクラブへ!!

まずは、エントランスで入場料(おおよそ7000円)を払ってクラブの中へ。
そして、乾いた喉を潤すためにバーへと直行。

ドリンクをオーダーすると、バーテンダーの女の子が、少し心配そうにこちらを見つめる。
オーダーしたジャックダニエル・コークがグラスに注がれると、バーテンダーがレシートをグラスの横にサッとスライドさせる。

なんと、ジャックダニエル・コーク一杯の値段は2700円!

初めてイビサのクラブに行く人は、この法外なドリンクの値段に驚くことになる。
ようこそイビサへ!!

モヒートは一杯2600円、ヴォッカレモンは一杯2200円、ビールは一杯1600円、そして、330mlの水のボトルは一本1400円。
これが、イビサのスーパークラブが基準とするドリンク料金だ。

では、なぜイビサのスーパークラブでは、水が一本1400円もするのか、なぜ、これだけ法外なドリンク料金を請求されなければならないのか。

まず挙げられる理由の一つは、イビサ島が地中海に浮かぶ小さな島という事。
世界中からイビサに集まる多くの観光客に提供される食物、水、タバコ、お酒、その他、大抵の物品は、ヨーロッパ大陸から輸入されており、当然、輸送費等のコストも掛かっている。

その上、イビサ島のビジネスは、5ヶ月間の季節限定ビジネス。
イビサは、この5ヶ月の間に12ヶ月分の収益を上げようとする。土産物も決して安くはない。

それ故に、クラブでも、ドリンクは割増料金設定され、これがイビサのクラブビジネスの大きな収入源の一つとなる。また、イビサのスーパークラブのVIPエリアの使用料は、想像を絶するような金額だ。
さらに、クラブオーナーはスケールメリットを追求し、雇うスタッフの人数を最小限に抑え人件費を削り、ワンシーズンで可能な限り巨額の富を生み出そうとする。

それでも、イビサには良心的なクラブはある。
サンアントニオにあるクラブ Eden は、今季、ドリンクの料金を少し低めに設定しているようだ。
ヴォッカレモンは一杯1500円、ビールは一杯1000円、330mlの水のボトルは一本800円程度の設定としている。
日本のクラブで頼むドリンクの料金と比べると、まだまだ高いと感じてしまうが、ロンドンのナイトクラブとは、差ほど変わらない金額設定になるのかもしれない。

しかし、中にはドリンク料金を低めに設定したくても、なかなか実現が難しいクラブだってある。
Pacha のように、最高3000人程しか収容できない中箱クラスのクラブで、ドリンク料金を下げて、David Guetta が出演する ‘ F*** Me I’m Famous! `のようなイベントを開催するとなると、採算が合わなくなってしまう。
Pachaのオーナーによると、David Guettaの一回のイベント出演料は2000万円以上だと言う。

By | 2015-10-21T01:50:20+00:00 7月 20th, 2015|Blog|イビサのクラブでは、水が一本1400円!??? はコメントを受け付けていません。