The BPM Festival の開催地プライヤ・デル・カルメン 発砲事件を受け今後のフェスを全面的に禁止


BPM Festivalでの発砲事件を受け、メキシコ プライヤ・デル・カルメンの市長 Cristina Torres Gómezが記者会見で、2月に開催予定のArena Festivalを含む、今後開催予定の全てのエレクトロニック・ミュージック・フェスティバルの開催を中止することを正式に発表した。

この発砲事件は1月16日、AM2:30にElrowのclosing partyが開催されていたナイトクラブ’Blue Parrot’の前で発生。
犯行は一人によるものであったが、BPM Festivalのセキュリティスタッフの他、パニック状態となったクラブ内から逃げ出す人混みに巻き込まれて死亡した女性一人を含む5人が死亡した。

Cristina Torres Gómez市長は記者会見で、
「この様なイベントは無くなって欲しい。
今後、プライヤ・デル・カルメンではイベントの開催は許可できない。」とコメント。

また、事件の真相も次第に解明されてきている。

米Fox Newsの報道によると、今回の事件にはメキシコの麻薬カルテルグループ「Zetas」(セタス)が関わっているとの事。

どうやら、この「Zetas」とBPMフェスティバル主催側との間で、麻薬売買に関連する衝突があったと考えられており、カルテル側はBPMのカナダ人創始者Phillipの名前を出し、以下のメッセージまで送っている。

「これは俺たちがここにいる事を示すサインだ。
なぜなら、BPMのPhillip、お前が同意しなかったからだ。
これはただの始まりだ。
俺たちはこれから他組織の奴らの首を切り落としていく。」

メッセージの最後は「Fayo Z」の名で締めくくられており、これはカルテルグループ「Zetas」のリーダー、Rafael del Angel Velez Moralesのニックネームと考えられている。

 

裕福なエリアで比較的安全な人気観光地として知られるプライヤ・デル・カルメンは、ここ数年に渡って「Cartel del Golfo」と「Los Pelones」という二つのグループにより、縄張りが別けられコントロールされてきたと知られている。

しかし、そこに今回の発砲事件に関わっているとされるカルテル「The Zetas」は 、「Los Zetas」(ロス・セタス)としても知られ、アメリカ政府が最も暴力的で危険と指定するグループだ。

このプライヤ・デル・カルメンでカルテル同士による権力抗争が大きくなれば、この地でダンスミュージック・フェスティバルを開催するには非常に大きなリスクと危険が伴うことになる。

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