EDM界のトップDJ NICKY ROMERO 不安障害を告白


毎週末、何万人という人々の前で、確実に盛り上げる正確なプレイを期待されるトップDJ達。

それが彼らの仕事とは言え、一体どれほどのプレッシャーがそこにあるのだろうか。

先日、EDM界のトップ DJ Nicky Romeroが、2013年頃から2年半に渡って、不安障害と戦ってきた事を告白した。

10人以上の専門医から治療を受けたが、症状は未だに改善されていないとのこと。
ここ最近、彼のトラックリリースが少なくなっているのも、精神的な病が原因とされている。

米国の週刊音楽業界誌 Billboardのインタビューで、Nickyは自分自身の状態について語った。

Nicky Romero:
「音楽自体を辞めたいという考えは、これまで何度もあった。
でも、それは僕が心の底で願っている本心からくる言葉じゃないと分かっている。

音楽を辞めたい思っているのは僕自身ではなく、むしろ、このネガティブなエネルギーが僕自身から音楽を奪おうとしている。

僕は常に音楽に情熱を持ってきたし、この世界で音楽さえあればいいと思っていたよ。
でも、僕はそれだけ愛してきた音楽が出来ない状態になってしまった。それが事実なんだ。

音楽自体が問題じゃなくて、僕がクリエイティブなエネルギーにアクセス出来なくなってしまったんだ。

スタジオセッションに呼ばれて参加しても、もう普段のパーフォーマンスをする事も出来ないし、この症状のせいで、自分がまともなレベルのプレイを出来ない事を認めるのは、本当に辛いし、それを周りの人が理解できないのも辛い。
僕は、同僚をはじめ、多くの人達をガッカリさせてしまった。」

 

Nickyは、「At Last A Life」(著)Paul David の本を読むことで、少しだけ症状が改善されたと言う。

来年2016年には、Nile Rodgers や really big band とのコラボレーションの仕事が噂されているが、本人からはこの点について、まだ明らかにされていない。

この業界では、Nickyの様に不安障害やうつ病になる人は多いと言われている。

日々メンタルのバランスを上手く保つことは、決して簡単なことではない。

私達も、自分達の人生経験でそれを十分に理解できているからこそ、心の病と奮闘する彼を応援したい。

ポジティブなエネルギーを引き出せる自分に戻って、今まで以上に素晴らしい音楽を作曲してくれるNicky Romeroが、また戻って来てくれることを願う。

(Source YourEDM)

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