20年以上もイビサ島でプレイを続ける伝説のDJ Carl Coxが、今のイビサ島を語る。


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ハードコアな1990年代前半から、20年以上もイビサ島でプレイをし続けているCarl Cox。

現在53歳にして現役のDJ。
彼は、ダンスミュージックの聖地を代表するDJの一人、イビサの顔と言っても否定する人はいないだろう。

イビサのダンスミュージックカルチャーを知り尽くすCarl Cox が、ここ最近、The Daily Recordの取材に対して「今のイビサは、エンターテイメントに基づいた商品」とコメントし、大きな話題を呼んでいる。

確かに、ここ数年、イビサでは特に目立つVIPカルチャー、そして、そこに流れ込む巨額な資金はイビサを完全に商業的な島へと導いている傾向がある。

数十年前のイビサを知るCarl Coxが語る今のイビサとは…

 

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Carl Cox:

ずっとずっと昔、イビサ島は、あまり多くの人々に知られていない、スペインの小さな島だった。
車で島を周れば、全くひと気のない場所で、海に沈んでいく夕日の景色を、一人きりでゆっくり見る事が出来たよ。

僕が年を取ったからこんな見方をしている訳じゃないけど、あの頃に比べると、今のイビサは確実に腐敗している様に思う。

Hard Rock ホテルやUshuaiaへ行けば、ギャラの高いハイエンドDJがプレイをし、二重構造にもなるVIPエリアで、高級なボトルサービースが提供されている。

でも、昔のイビサは違った。
皆同じダンスフロアで、皆が一緒に踊っていた。

David Guetta や Eric Prydz のプレイを見るために、エントランスで10,000円以上も払って、一杯2,000円以上もするドリンクにお金を使っていたら一晩と持たない。

昔この島で使うお金は、十分に自分達が支払える金額内に収まっていて、手が届く範囲だった。
でも今は違う。この島に来て楽しむには、大金を用意して来なければならない。

このままだと、イビサはエンターテイメントに基づく商品の島として最後を迎える事になる。

この先もイビサの商業化が続くなら、自分が主催する Music Is Revolution が持つパーティーのコンセプトと方向性とは、確実に大きな違いが生じてくると思っている。

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質の良いアンダーグラウンド・ミュージックをプレイするDJ達は、DJチャートのナンバー2やナンバー4では紹介される事はない。
それは、彼らが商業的な音楽をプレイせずに、自分達が情熱を持って愛している音楽をプレイするからだ。

(Source Daily Record)

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