近い未来、フィリピンが東南アジアの音楽観光地と成り得る10の理由


日本からはたった4時間程のフライトですぐに行けてしまう東南アジアの国、フィリピン。
この国は、美しいビーチ、世界一のボクサー、天災、情勢不安、そして世界最悪と言われるマニラ国際空港で知られています。
しかし、この国の文化が、音楽と密接な繋がりがある事については、これまであまり触れられてきませんでした。
フィリピンは近い未来、ダンスミュージックを東南アジアへ拡散させるシーンの中心地、音楽観光地に成り得る場所として注目されています。

フィリピンが東南アジアの音楽観光地に成り得る10の理由を以下に挙げます。

1. 「フィリピンでは、どんなジャンルの音楽でもオープンに受け入れる」

都市で開催される巨大EDMフェスティバル、ラスベガススタイルのスーパークラブ、建物の屋上のバーでかかるラウンジ・チルアウトミュージック、アンダーグラウンドなハウス、テクノミュージック、アフターアワーのクラブ、レゲエフェスティバル、そして隠れ家のようなライブハウスで行われるロックミュージックのライブ。
フィリピンでは、老若男女、あらゆる人々が楽しめるバラエティー富んだ音楽が聴かれていて、国外から入ってくる様々な音楽が非常にオープンに受け入れられます。

2. 「パーティーのためなら、どんな口実も考える」

首都マニラはパーティー都市として良く知られていて、夜になると街は活気で溢れます。
フィリピンにはパーティー文化があり、卒業のお祝いや仕事の昇進祝い、単なる送迎会だろうと、何かと付けて皆で集まりお祝いをする習慣があります。そして、どんなパーティーでも必ずたくさんの食事、お酒、そして音楽が欠かされる事はありません。
この国には、音楽をかけて騒ぐ根強いパーティー文化があり、パーティーの本質がきちんと理解されています。

3. 「音楽との自然な関わり」

ここ日本で生まれたカラオケは、フィリピンでも大変人気があります。カラオケの為に、バックバンドを用意してしまう程の本格的なカラオケです。フィリピンへ行った事がある方は既にご存知かも知れませんが、18時以降になると都市のマニラはもちろん、地方の田舎町でもバラードを歌う誰かの歌声のエコーが響きます。
また、フィリピン出身のカーバーバンドは有名で、世界中のホテルやカジノ、クルーザー船で演奏しています。
フィリピンには、ミュージシャンも多く、音楽との自然な関わりがあり、人々は街のどこからか聴こえてくる音楽に対してとても寛容です。

 4. 「ワールドクラスのおもてなし」

フィリピンのどこへ行こうと、フィリピン人は観光客を笑顔で歓迎してくれます。
この国のサービス精神は、他国に決して劣る事はないでしょう。観光で訪れれば、まるで自分の家でリラックスしているかのように安心した気持ちにさせてくれます。
そして、公用語が英語なのもこの国を訪れる観光客にとっては嬉しい点です。フィリピンはアメリカ、インドに継ぐ世界で3番目に大きな英語圏の国です。

5.  「遊びにリミットがない」

フィリピンは夜遊びが好きな方にとっては天国です。
マニラのナイトクラブやバーなど、夜遊びをするお店に正式な閉店時間がない事もあり、クラブは最後の一人がダンスフロアーを離れるまで営業され続ける事もあるそうです。

6.  「年間を通して祭日が多い」

フィリピンでは毎年恒例で各主要都市が、独自の文化を祝うフェスティバルを開催します。中には1週間以上にも及ぶフェスティバルがあり、パレードと共にダンスで祝わいます。
例として、セブ島のシヌログ祭りは世界的にも有名なお祭りで、最近ではフィリピンで人気のあるDj達がプレイをするエレクトロ・ミュージック・フェスティバルと連携して開催される事もあり、1万人もの人々が集まる大規模イベントに成長しています。

7. 「繁盛するアンダーグラウンドの動き」

フィリピンではEDMの爆発的な人気と平行して、様々なエレクトミュージックのアンダーグラウンドシーンが芽生え始めています。カウンターカルチャーの流れでは、ニッチな音楽、インディー・エレクトロニカから、LAスタイルのビートミュージック、ダブ、レゲエ、そしてハウス、テクノ。
近い未来にこれらのアンダーグランウドシーンが繁栄すると予想されています。

8.  「ダンス」

ダンスへの情熱がなければ音楽への愛は完結しません。
プロダンサーであろうとダンスが下手であろうと、お祝のイベントにおいて、ダンスはフィリピン人の魂と言えます。
2006年と2008年のHip Hop Danceの世界大会では、フィリピンのダンスグループが優勝しています。また、2014年に行われた世界大会でも、フィリピンのチームが金メダルを取るなど、この国のダンスのレベルは非常に高く、彼らにとって音楽を聴いて踊る事はとても自然な事です。
2008 World Hip Hop Championsのビデオはこちらから。

 9.  「魅力的なイベントロケーション」

当然、国の美しい地形は多くの音楽イベントに活用されます。
フィリピンでも有名なMalasimbo Festival(マラシンボ・フェスティバル)は、美しい海岸を見渡せる丘の上で開催され、フィリピン特有の地形がうまく利用されたフェスティバルです。また、世界中のサーファーにも注目されるSoul Surf(ソウル・サーフ)やLaboracay(ラボラカイ)パーティーなど、多くの美しい島を持つフィリピンならではの地形を利用したイベントが数多く開催されています。

 10. 「トロピカルエリア」

さて、パーティーに疲れたら世界トップクラスのビーチへ行きましょう。
選択肢は7,107島々から。これだけの選択肢からあなたの行き先を選べます。

ここ日本が、アジアのミュージックシーンを牽引している国なのは確かです。
FUJI ROCK、METAMORPHOSE、BIG BEACH FESTIVAL、SUMMER SONICなど、日本ではとても質の良いフェスティバルが山ほど開催されいて、音響システムのレベルもトップクラスです。
しかし、青く美しいビーチの側で開催されるトロピカルなフェスとなると、日本ではそこまで多くのフェスの名が思いつきません。
近い未来、本当にフィリピンが東南アジアのダンスミュージックシーンの中心地となるならば、私達日本人にとっても嬉しい限りです。
きっと「来週末はフィリピンのビーチパーティーに行こう。」と、気軽に言えてしまうのかもしれません。

 

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