専門家が18の有名ヘッドフォンブランドを評価


専門家が18の有名ヘッドフォンブランドを評価

 普段はラッパーとして活動し、サイドビジネスでヘッドフォンブランドを手掛けるDr. Dreは「人々は音楽の全てを聴いていない」と言う。
しかし、より正確な表現をすると「人々は適確なヘッドフォンを購入していない」のだ。
宣伝広告によりオーディオ産業の市場が飽和状態となっている今日、製品に対して専門知識のない消費者は、過去に生産された低価格で高品質の製品に注目することなく、3万円以上もする高額な新商品を我先にと悩まずに購入している傾向がある。
ここでの問題は何か、それは、私たちが真の聴覚体験による判断で製品を購入しているのではなく、「ブランド」を条件に製品を購入してしまっている事もあるという点だ。

しかし、そんな問題を改善すべき時は来た。

今回は、正確に音を伝えていない製品の識別をし、信頼できるブランドと消費者が避けるべきブランドを明確に分別していく。
この調査では、手頃な価格帯のイヤフォンからフル機能を持つDJヘッドフォンまで、3000個もの製品のスペック情報を集め、それぞれの特徴を評価し採点した。

採点基準については100%を満点とし、内75%は専門家(CNET, Wired, TechCrunch, What HiFi, Good Gear Guide, PC Mag)による評価、内25%は製品のスペック情報(フリケンシー、センシティビティー、ノイズキャンセリング機能など)に基づく評価とする。

以下の調査結果は、あなたを驚かすことになるかもしれないが、参考までに。

【大袈裟ブランド】
(平均点は括弧内)
18. Plantronics (57)
17. Beats by Dre (58)
16. Skullcandy (62)

セレブリティーやNBAプレーヤー、世界のスポーツアスリート達には気の毒だが、Beats by DreとSkullcandyは、分析によると全く良い結果を出していない。
確かに、この2社は少なからず、それ相応の製品を生産している。例えば、BeatsのSolo HDやSkullcandyのNavigatorだ。しかし、中級クラスの製品に関しては、価格帯と品質の信頼性が伴っていないためお金を出す価値はあまりない。

【音痴ブランド】
15. Koss (68)
14. Creative (68)
13. Philips (72)

この3社においては、PhilipsのFidelioシリーズやCreativeのAurvanaヘッドフォンなど、数点に限られるが信頼できる品質で妥当な値が付けられている製品を生産している。
しかし、この3社の大きな問題点は、ごまんとある品質の悪い製品に高額な値段をつけて販売しているという点だ。もし、あなたがギャンブラーなら、無数のハズレ製品の中から「たった一つのアタリ製品を当てる」というスリルくらいは味わうことは出来るかもしれない。でもそれは、いかがわしいレストランで珍しい魚料 理をオーダーするのと同じような事かもしれない。
ギャンブラーでなければ、そこまでリスクを犯す価値はないだろう。

【不足ブランド】
12. Bose (73)
11. Apple (74)
10. Panasonic (74)

Philips やCreativeとは異なり、Bose やAppleのヘッドフォンの販売戦略に関しては「過ぎたるは猶及ばざるが如し」だ。たった3つか4つの主力製品だけを宣伝広告し、法外な値段で販売している。
快適なフィット感と一流のノイズキャンセリング機能を求めるならば、Bose社の QuietComfort 15sだけは、唯一、誇大な広告に対して対抗できる製品かもしれない。
しかし、残念ながらその他の多くの製品に関しては、品質が値段に見合っていないマチマチの評価となっている。
Boseの立派な社名が刻印された福袋に大金を払ったのはいいが、自分が期待していた商品が入っていないといった可能性は大いにあるだろう。
Appleに関しては、新製品EarPodsが専門家によるきちんとした評価がされるまで、Appleはヘッドフォン業界において完全なお笑い草でこれまで相手にもされていなかった。
iPodの芽を出させるために数年かけてきただけに、ヘッドフォンは全くごく普通の製品となっている。

【良いブランド】
9. Audio-Technica (74)
8. JVC (75)
7. Sennheiser (78)

PhilipsまたはCreative製品を購入し無謀な賭けをするくらいなら、この3社の製品に賭けた方がハズレる確率は低い。
これらのブランドは、確実とは言えないが各社それぞれに特徴があり、トップクラスの品質の製品を生産している。
Audio-Technicaは、おおよそ15,000円以下の価格設定で最高品質のヘッドフォンを生産している。
JVCに関しては、低い価格設定で値段以上のパーフォーマンスを誇るイヤフォンを生産することに非常に長けている。
そして、世界中のDjやオーディオファンに称賛されているSennheiserの傑作品は、その人気が衰える様子はない。

【素晴らしいブランド】
6. AKG (79)
5. Sony (80)
4. Pioneer (83)

AKG とPioneerの2社は、非常に素晴らしいヘッドフォンを堅実に生産していて、Djや音響技術者からも広く利用されている。さらに、「Studio(スタジオ使用)」の文字が箱に記されていようと、10,000円割高にして余計な追加料金を消費者に要求したりしない。
Sonyに関しては、業界大手各社の中で最も能力の高いブランドだろう。幅広い価格帯の製品や色合い、多種多様なスタイルを持つ100以上の製品を生産している。そして、Sonyの偉業はその品質の一貫性だ。

【超音波ブランド】
3. Klipsch (84)
2. Grado (89)
1. Shure (90)

KlipschとGrado 、そしてShureの3社の製品は、分析結果によると、圧倒的な信頼をおける非常に高品質な製品を生産している。無論、専門家からも絶大な評価を常に得ている。
しかし、やはりこのクラスの製品となると値段は張る。イヤフォンやヘッドフォンに、ここまでの大金を出すつもりがなければ、Sony やJVCの製品でも十分な音質を楽しむ事が出来るだろう。
ただ、「最上質な音を求める旅への第一歩を踏み出したい」という気持ちがあなたにあるのならば、この3社から生産されている製品は間違いなくお勧めできる。
(Timeより)

音に関しては、食べ物の味と一緒で、人それぞれに好みもある。しかし今後、少し値の張る高品質なイヤフォンやヘッドフォンの購入を検討しているならば、購入する前に下記のサイトを利用して、製品の評価をダブルチェックしてみると安心かもしれない。
実は在庫処分の製品をあなたに買わせようとする店員も、このサイトには当然いない。

 高価なヘッドフォンの購入前はこのサイトでチェック。
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